2014年8月16日土曜日

43 日の照りの・・・

『 日の照りの おとろへそむる野の土の
    あつき乾きを 草鞋(わらじ)にふむも 』
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作者の民俗学研究の旅姿は、草鞋(わらじ)・脚絆・菅笠(すげがさ)の出で立ちだったのだろうか。

たぶん、そうだろう。

そういう姿を想像してみよう。

そういう出で立ちで、人里離れた『歳深き山』の細道を、一人黙々と歩く作者の姿を想像してみよう。

『 歳深き山の
      かそけさ。
   人をりて、まれにもの言ふ
 声きこえつゝ 』

この苦行僧のような旅姿ゆえに、このうたも深さが増してくる気が私はする。


その深さ・・・それを何と表現したらよいだろうか。私は言葉を思いつかない。